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平面しろねこ
¥3,000
平面ねこパークがついにオープンした 平面ねこたちが所狭しと走り回り、それをゆっくりコーヒーでも飲みながら眺めるというコンセプトだ それは癒しの時間を提供する世界初のテーマパーク (ほぼ猫カフェ) オープンのこの日、大行列が出来ていた マンションの1室を借りてついにオープンにこぎつけたのだ エントランスから203号室の前までびっしり人が並んでいる 他の部屋の住民は外に出られない オープン初日、30分ごとに客を入れ替えることにした 6畳に10人の人を入れて猫たちが走り回る コーヒーを飲んでゆっくりしてもらう予定だったが、コーヒーをこぼしたら危ないのでインスタントコーヒーの粉をそれぞれ舐めてもらうことにした そして30分がたち、客を入れ替える時間になった しかし気づいてしまった 入り口まで客がびっしり並んでいるので退室することもできないのだ 仕方ない 窓を開けてハシゴを下ろす 客はそこから帰らせるしかない 戸惑う客たちの脇から猫が飛び出す あぁ、どんどん猫たちが脱走していく それからほどなくして猫たちが全て脱走してしまった どうしよう、猫はいないが客はまだ行列を作って待っている まだ最初に入った客たちはハシゴが怖くて降りれないでいる そうだ!名案が浮かんだ 残っている客に猫になってもらおう! そう、今日はネコミミを客に付けて、みんな猫の気持ちになって過ごすというイベントをする予定だったのだ 残っている客にネコミミをつけて、猫の気持ちになってもらう そこに新しい客を入れて、みんなで猫の気持ちになってもらうのだ それを繰り返していく 6畳に20人の人間がニャーんとか言って30分過ごす ついに完成したのだ、猫がいない猫カフェが
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平面しろねこ
¥3,000
平面ねこパークがついにオープンした 平面ねこたちが所狭しと走り回り、それをゆっくりコーヒーでも飲みながら眺めるというコンセプトだ それは癒しの時間を提供する世界初のテーマパーク (ほぼ猫カフェ) オープンのこの日、大行列が出来ていた マンションの1室を借りてついにオープンにこぎつけたのだ エントランスから203号室の前までびっしり人が並んでいる 他の部屋の住民は外に出られない オープン初日、30分ごとに客を入れ替えることにした 6畳に10人の人を入れて猫たちが走り回る コーヒーを飲んでゆっくりしてもらう予定だったが、コーヒーをこぼしたら危ないのでインスタントコーヒーの粉をそれぞれ舐めてもらうことにした そして30分がたち、客を入れ替える時間になった しかし気づいてしまった 入り口まで客がびっしり並んでいるので退室することもできないのだ 仕方ない 窓を開けてハシゴを下ろす 客はそこから帰らせるしかない 戸惑う客たちの脇から猫が飛び出す あぁ、どんどん猫たちが脱走していく それからほどなくして猫たちが全て脱走してしまった どうしよう、猫はいないが客はまだ行列を作って待っている まだ最初に入った客たちはハシゴが怖くて降りれないでいる そうだ!名案が浮かんだ 残っている客に猫になってもらおう! そう、今日はネコミミを客に付けて、みんな猫の気持ちになって過ごすというイベントをする予定だったのだ 残っている客にネコミミをつけて、猫の気持ちになってもらう そこに新しい客を入れて、みんなで猫の気持ちになってもらうのだ それを繰り返していく 6畳に20人の人間がニャーんとか言って30分過ごす ついに完成したのだ、猫がいない猫カフェが